のらねこ生活  記録本部

miruが適当なことをつぶやいているよ 基本ツイッターやpixivに生息してるよ テスト嫌だよ

携帯電話2 pixivup作品

あてんしょん
・夜ト+ひより目線です

・文章力は相変わらずです

・無駄に長くgdgdです(今回特に長いかもしれません)

・ネタバレ等ないと思いますがお気を付けください

・藤崎先輩がなぜか存在していますがスルースキル発動してください

それでも言い方はどうぞ


ひよりと再会して数日後。
またひよりから電話があった。
何やら「体を落としてしまったのですが…どうすればいいんですか!?」
ということらしい。
「雪音。行くぞ!」
「はいよ。」
「っと…」
「はぁ…ってあれ?夜トさんいつの間に!?」
「そりゃぁ神ですから☆」
「…それでこれなんですけど」
思いっきりスルーされたし。まあいい。
『これ』と言いながら指しているのは机で寝ているひよりの姿だった。
「久しぶりだな…」
「?誰か…忘れてはいけない人にこのことを頼んでいたのですが…どこに行ったのか全く分からなくて」
「っ!?」
「そうなんですか。まっはい。」
そういって手を出すとひよりは五円を載せてくれた。
壱岐ひより。あなたにご縁が有らんことを。」
「それ…前も言ってたんですけど何か意味とかあるんですか?」
「いや…さあな。雪音ー、どうするか…」
「俺に聞くなよ…つーか夜ト電話。」
「今仕事だっつーのに…はーいデリバリーごっとの夜トでございますー」
「あー夜トちゃん?今どこ?」
「こら…今夜ト仕事中だよ…悪いな夜ト。別に急用じゃないから仕事終わったら帰ってきてくれ」
「へいへい。」
ったく騒がしいやつらだけど…小福から電話してくるなんて珍しい…
「雪音、今日は早く帰るぞ。」
「あっうん。」
「というか今のは誰だったんですか?」
「…知り合いだ。」
知り合いですか…とひよりが言った。
「とりあえずお前の体、家まで送るか…ここに居てもダメだしな。」
「え?いやそんな悪いです…」
「とりあえずお駄賃もらったけど今すぐできることとか分かんねーし。それくらいでいいよ。」
ただひよりの家をもう一度見たいと思っただけかもしれない。
そんなのどうでもよかった。
「それじゃあ雪音、お前ひよりをいろいろ守ってやれ。俺はおぶってく。」
「了解。」
ひよりをおぶって歩いていくと雪音とひよりは話が弾んでいるようだった。
廊下で高2くらいの男子とすれ違った。
それまでは下校時間間近だからか人とすれ違わなかった。
「あれ?ひよりさん…?」
うわ面倒くせえ…人に見えてしまった上にひよりのことを知っている人間ときたか…
「あなたは誰ですか?ひよりさんをどうする気ですか?警察呼びますよ?」
「あっ藤崎先輩…」
「ちっ。俺はひよりの昔からの…知り合いだよ。」
「そんなので信じられると思いますか?」
「はぁ…おいひより。こいつ面倒くさいんだけど。」
「あぁごめんなさい…いい人なんですけど…」
「どこの誰に向かって『ひより』なんて言ってるんですか?」
「あ。じゃあお前ひよりの番号知ってるか?携帯の。」
「いきなりなんですか…まあ知ってますけど…?」
「今のやつの1つ前のは?」
「えっ…ひよりさん携帯最初からそれじゃないんですか?」
「そんなことも知らないのかぁ…駄目でちゅねー!!ひよりは白いガラケー持ってたんだよ。中三のころ。」
「でも…そんなことじゃ…」
「これで満足か?」
一枚だけ。一枚だけ残しておいたひよりの写真。
俺とひよりと雪音。小福と大福もうつっている。
お花見の時の写真も残しておきたかったが…実際は雪音に渡してあるからなくしてはいないのだが。
「っ…疑ってすみませんでした。」
「藤崎先輩」と呼ばれた奴は頭を下げてどこかに行ってしまった。

 


藤崎先輩と夜トさんが言い合い…?を始めてしまい声をかけるのも無理な状況になってしまいました。
ふと雪音君という夜トさんの神器と呼ばれる男の子が
「あれ。だれ。」
面白くないようにつぶやいた。
「えっと…藤崎先輩って言って…私が高1の時高3だった人です。」
ふーん、と今日になさそうに呟いた時。夜トさんが携帯を先輩に見せていたのが見えました。
何を見たのか先輩は夜トさんに謝って帰っていきました。
「夜トさん何を見せたんですか?」
「ん?あぁ…『魔法』をね…」
魔法なんてあるわけないと思っても、夜トさんたちみたいな人がいるんだからなんだか嘘だとは思わなかった。
ふと、夜トさんからいい匂いがしてきました。忘れられない、頭の奥底に潜んでいる大切な人。
「いいにおい…」
呟いた瞬間夜トさんがすごい勢いで振り向いて。
「はぁ…ビビるからやめてくれよ…妖に取りつかれたかと思ったじゃねえか…」
「え?」
「いや、なんでもない。」
夜トさんはあまり意味の分からないことを言いながらまた歩き始めた。
「夜トさんのにおいが…その忘れちゃいけない…大切な人と同じだったんです…」
「ふーん」
その声は興味がないのと少し寂しいような声でした。

それから雑談をしつつ私の体を家まで運んでくれました。
「えっとその有難う御座います。」
「いや、仕事だからね。それじゃあ」
「まってください…!」
叫んだものの聞こえなかったのか夜トさんたちは行ってしまいました。
家のチャイムを鳴らして、体を椅子に座らせる。
そして夜トさんたちを追っていくと…
「なんか…懐かしい…」
江戸時代とかにあるようなお団子屋さんみたいなのがあってその奥におうちがあるみたいで…
なんだか懐かしかった。
そう思いながら進んでいくと夜トさんとちょうど目が合った。
「なっ…んでお前ここに…」
「ちょっと夜トこっち来い。」
「大黒まって説明は聞いてええぇえぇえええぇえぇェええ」
大黒と呼ばれるちょっといかつい人もどこかで見たことがあった。
そして縁側に腰掛けていた桃色の髪の女の人が
「ひよ…りん?」
と呼んだ。
なぜか彼女の名前もこの場所も…いや何故かじゃない。
ずっとここにいたのに。この場所も。大黒さんも。
「小福さん!」
そして…雪音君も。


あとがき

ここまで読んでいただき有難う御座います。
無駄に長くそれでいて展開が早くと…駄文となっております
ここの意味が分からないなどというものがあれば質問していただけたらお答えいたします。
ちなみになぜ縁を切ったひよりが小福や大黒。さらには雪音君を思い出したか↓
もともと夜トと縁を切ったのはひよりだけ。
だから夜トのことをすっかり覚えていなくてもその周りの人たちは一緒にいたときの記憶を刺激すれば思い出す…みたいな設定になっております。
雪音君は夜トの神器ということで思い出しにくかったのですが小福たちを思い出し、雪音君も思い出したという感じです。(まあ雪音君とも縁は切ってないので…ただ夜トに一番近い人だから忘れちゃった的な←)
というか毎度のことですがあとがきまで駄文で申し訳ないです。

それと何かリクエストいただけないかなと…思っております。
ジャンルはノラガミでもその他でも…(ノラガミのほうが描きやすいかなぁ…((殴り)
シリアスやギャグなどこんなのがいいというのと誰がメイン(CPなど)言っていただけると嬉しいです。
本当によろしければいいので←

そしてここまで読んでいただき有難う御座います。
読みにくかったりすると思いますが申し訳ないです。
次回も宜しければ読んでいただけると幸いです。
それでは